女性の自立と働き方改革 |
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女性の自立と働き方改革/陽子のアナログ経営学 |
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※ <>は、掲載日、または改訂日です。 |
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第4節 沖縄研修旅行(1) |
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羽田空港から那覇空港へ |
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1月の2週目の火曜日です。これから、沖縄研修旅行が始まります。
理沙さんと陽子さん、そして私、恵利は、鈴木さんの事務所に集合しました。鈴木さんが、タクシーは、『セダンでは窮屈だから!』と、ミニバンを予約してくれました。
ミニバンのタクシーは、鈴木さんの自宅から羽田空港の第一ターミナルに向かいました。
羽田空港には、10時少し前に着きました。昼過ぎに出発する飛行機ですので、少しだけ余裕があります。荷物を預けて、CAFEで休憩です。
「鈴木さんのアルバイトに応募して、このようなことになるなんて、まるで想像できませんでした。鈴木さんには、感謝しても、感謝しきれません。
『何でも鈴木さんの言うとおりにします!』と言いたいところですが、鈴木さんが求めているのはそのようなことではないと思います。やはり、『女性の自立』と『働き方改革』ですよね!」
「まあね!でも、あまり気にすることはないですよ!楽しい沖縄旅行にしましょうよ!
沖縄は、この1月でも、20度から23度くらいで、温かくて過ごしやすいです。Tシャツで過ごせる気候ですから開放的になりがちです。でも、理沙さんは、少しだけ抑えてくださいね!」
「でも、鈴木さんは、卑怯ですよ!
私たちは、アルバイトでお金をいただきながらセミナーで学ばせていただいて!居酒屋さんの費用も出していただいて、しかも、この沖縄旅行の費用まで鈴木さんに負担していただいて、ご奉仕しないわけにはいきません。
鈴木さんは気にしているようですけど、して欲しいことは気軽に言ってください。私、観光地に行くと、脳ミソが動かなくなってしまい、身体と分離してしまいますので、その点は、よろしくお願いします。」
「陽子です。私、考えたのですけど、沖縄には、若い女性の観光客が来ていますよね!
フリープランで来た若い女性は、1日目は、思い切り観光を楽しむと思います。でも、2日目、3日目になると、思っていた以上に出費が多いことがわかり、また観光に飽きてきます。そして、疲れも蓄積してきます。
そうなると、別の目的が台頭してきます。開放的になって、若い男性のお友達を探し始めます。実際には、最初から、男性のお友だちを確保する目的の女性が多いとも聞いています。
でも、男性は仕事始めの時期ですから、忙しくて旅行どころではないと思います。男性の観光客が少ないということです。もともと、男性観光客が少ない沖縄ですが、正月明けは、さらに男性が少なくなります。
それで、私たちとしては、そのような若い女性との接点を作って、仕事に関する考え方、男性に対する考え方などを確認できればと思います。女性3人の私たちより、幅広い情報が得られると思います。
自分から言うのは恥ずかしいですが、理沙さんや恵利さん、私の3人は、真面目ですよね!ですから、幅広く若い女性と交流をして、意見や考え方を聞くのは勉強になると思います。鈴木さんと里沙さん、恵利さん、いかがでしょうか!」
「面白そうね!
陽子さんが言うように、私たちは真面目ですし、インスタントのお友だちと一緒に遊ぶことができますね!セミナーでは学べなかった対面での交流は、楽しいかもしれません。
鈴木さん、楽しい発見があるかも知れませんね!」
「理沙さんが期待していることは、大丈夫なの?」
「大丈夫よ!鈴木さんには、迷惑を掛けないし、たぶん、楽しめると思います。」
保安検査場への案内がありました。
私たちは、すでに荷物を預けていますので、結構、気軽です。
「鈴木さん、私、期待と興奮でパンクしそうです。」
「おい、おい!理沙さんは、大丈夫かな?」
「鈴木さん、私だって興奮していますよ!期待と嬉しさです。
いよいよ、ですね!私たちの沖縄研修旅行!」
「ところで、恵利さんは、旦那さんの了解を得て旅行に参加したわけですよね!旅行なのですから、いっぱい羽目を外して楽しみましょうね!」
「恵利さんは、結婚をしているのだから、あまり遊びを煽らないほうがいいと思うけど!」
「大丈夫です。最近、私たち夫婦は、関係が希薄になっていて、私のお出掛けについては、あまり関心がないみたいです。
この沖縄旅行では、理沙さんと陽子さんと同様に扱ってください。」
「独身女性が3人、楽しい旅行になりそうですね!
せっかくの沖縄ですから、思い切り羽目を外しましょうよ!
鈴木さんも仲間に入られたらいかがですか!『旅の恥は、掻き捨て!』と言うじゃないですか!」
「私、鈴木さんの下半身いに、とても興味があります。鈴木さんは、まだまだお元気ですよね!」
「理沙さんは、凄いことを言いますね!また、女性が3人寄ると、恐ろしいね!」
「だって、お泊り旅行ですよ!鈴木さんは、期待していないのですか!
鈴木さんは独身ですよね!3人の独身女性を前にして、何もしないなんて、もったいないですよ!」
「ほんとうに、恐ろしい人たちだ!
今回の旅行では、君たち3人とは、しないことに決めています。
研修ですし、冷静に観察できなくなってしまいます。」
「挿入はダメかもしれませんが、お互いに触るのは、OKですか!」
「まあ、そこまでは何とか!
目の前で見せられたら、我慢できなくなってしまうでしょうね!」
「ほら!鈴木さんは、私たちの裸を期待しています。私は、触るのも、触られるのも、OKです。」
「恵利さん、一緒に頑張りましょうね!」
機内では、このような会話はできませんので、3人は上品な女性に変身しました。
機長さんの案内では、沖縄は、いい天気のようです。
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那覇空港からホテルへ |
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那覇空港に着陸しました。
預けた荷物を受け取って、タクシー乗り場に向かいます。
1月のこの時期は、観光客が少ないようで、特に混雑している様子はありません。
荷物もあり、4人でセダンのタクシーでは窮屈そうなので、ここでもミニバンを呼んでいただきました。
20分少し過ぎて、ミニバンのタクシーが来ました。
運転手さんが私たちの荷物を積み込んでくれて、出発です。
早速、タクシーに乗り込みます。
鈴木さんが、ホテルの名前を運転手さんに告げると、走り出しました。
「ご乗車ありがとうございます。ホテルまでは、約1時間です。この時間は、チェックインのためにホテルに向かう人が多くなりますので、もう少し長くなるかもしれません。
有料道路での休憩場所は、中城PAの1ヶ所です。そのPAで休憩をします。トイレは、中城PAをご利用ください。
いしかわICで沖縄自動車道を降りてからは一般道を走り、ホテルに向かいます。石川ICから先は、一般道ですから、スーパーや観光施設などでのトイレ休憩は可能です。」
「承知しました。
特に急いではいませんので、安全運転で、お願いします。」
「はい、承知しました!」
理沙さんが、話し始めました。
「鈴木さん、お部屋割りは、決まっているのですか!
鈴木さん、ホテルの客室は、男女別々と聞いています。チェックインのとき、客室を変更して欲しいのです。
と言うのは、鈴木さんがひとり部屋ですと、飲み過ぎて倒れても、介抱や連絡できる人がいません。私たちがお世話できなくて、鈴木さんに迷惑を掛けてしまうことになります。
私が調べたところ、予約したホテルには、ベッドが4つあるフォースという部屋があります。できれば、その部屋に変更していただければと思います。陽子さんと恵利さん、私の提案は、いかがですか?」
「そうね!女性が3人ですし、鈴木さんが私たちを襲うことはないと思います。私も賛成です。そうであれば、部屋飲みも可能ですしたくさんお話ができます。
鈴木さん、私からもお願いします。」
「そうなのよ!同じ部屋であれば、お酒をいただきながら時間を惜しまずにお話ができます。鈴木さんの豊富な知識や経験を吸い取らないともったいないですよ!」
「女性の皆さんから、そのように要望されるのであれば、断る理由がありません。4人が同室だとセクハラになるかと思って、気にしていました。
チェックインのときに確認をしてみましょう!」
「鈴木さん、ありがとう!
ホテルに着いたら、フォースの客室が空いているか確認しましょう!」
「でも、3人が揃って、この沖縄研修旅行に参加していただいて良かったです。
一気に3人を観察することができますから!」
「鈴木さん、観察をするって、やはり私たちの裸ですよね!そして、感度を確認するのですよね!
いいわよ!鈴木さんには、いろいろ教えていただいたし、旅費なども負担していただいています。何か、ご奉仕しなければと考えていましたから・・・。鈴木さんが、そのようなご要望をお持ちでしたら、積極的に対応させていただきます。
ところで、私が感じているところでは、意外と恵利さんの体型って、良さそうじゃない!普通は、結婚をすると、安心して肌が緩んでくるというけど、恵利さんはそのような感じがしません。ジムとかエステとか、通っているのですか?」
「いえ、何もしていません。でも、人前で裸になるのは、恥ずかしいわ!
理沙さんのように、ピチピチした身体が羨ましいです。」
「でも、恵利さんは、旦那さんとの夜はご無沙汰だと言ったけど、少しは頑張っていますよね!」
「恥ずかしい話ですけど、それが、まったくと言って良いほど、無いのよ!結婚って、セックスをするか、しないかの、境目みたいです。
居酒屋さんでもお話ししましたが、結婚をするまでは、毎日のように頑張りました。でも、結婚をしてからは、月に一度あるかないかです。でも、私たちのセックスとは、肌を触れ合うだkです。自分でも女性であることを忘れてしまいそうです。
結婚をしたてのころは、若い男性を見て濡れました。でも、最近は、ほとんど濡れなくなってしまいました。ですから、この旅行では、独身の仲間として扱っていただければ嬉しいです。
昔を、少し思い出したいです。」
「この旅行では、恵利さんが主役になりそうね!
今夜、恵利さんは、鈴木さんと同じベッドで寝ることを、許可します。
旦那さんのことを忘れて、独身時代に戻っていただければと思っています。
鈴木さんもいいですよね!」
「勝手に決めたら、恵利さんに迷惑ですよ!」
「恵利さんは、大丈夫よね!沖縄では、独身なのですから!」
「私、嬉しいです。理沙さん、ありがとう!
沖縄に来て、良かったです。鈴木さんと同じベッドで寝るなど、自分の口からは言えませんから!気持ち良くなって、声を出してしまうかもしれません。」
「いいわよね!陽子さん!恵利さんに喜んでいただいて、独身気分を味わっていただきましょう!旅行が終われば、またご無沙汰でしょうから!」
そんな話をしながら、ホテルの車寄せに到着しました。
ベルボーイがタクシーから荷物を降ろし、カートに積み替えてくれました。4人分の荷物は、カートの山積み状態です。
館内に入ると、鈴木さんがカウンターに向かいました。
鈴木さんに続いて、理沙さんが歩いて行きました。部屋の変更を確認したかったようです。
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ホテルでチェックインして |
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鈴木さんがチェックインをするためにフロントに近づきます。その後ろに続いて歩いているのは、理沙さんです。鈴木さんが、フロント客室の変更をお願いするところを、理沙さんが離れないで確認をしています。
それで、フォースの客室に変更できたようです。
ベッドが4つあるフォースの客室は、2つのタイプがあったようです。
一つ目は、洗面所などの水回りが1ヶ所で、ベッドが4つのタイプです。通常は、ご家族で利用することが多いようです。
二つ目は、洗面所などの水回りが2ヶ所で、ベッドが4つのタイプです。このタイプは、大人3人以上、或いは2組の夫婦で利用することが多いようです。
鈴木さんは、客室が広い後者を選んでくれました。
ベルボーイが客室の前までカートを押してきてくれました。
荷物を部屋に運ぼ入れると、ベルボーイは、客室と避難方法の説明をして、部屋を離れて行きました。
部屋に入ると、確かにベッドが4つありました。洗面所やお風呂、トイレも2ヶ所あります。
部屋は、デラックスツインの客室を繋げた感じになっていて、お互いのベッドが見えないように壁があります。
「恵利さんが、鈴木さんと同じベッドで寝ても、私たちには見えません。いい感じで壁があります。
鈴木さんは、このベッドに!そして、恵利さんは、鈴木さんの隣のベッドを利用してください。
私と陽子さんは、こちらのベッドにします。」
理沙さんが仕切って、勝手に決めています。
とは言っても、誰も反論する人はいません。
「鈴木さん!ベッドは、直接見えませんから、恵利さんと、どんなことをしてもいいですよ!
恵利さんも、鈴木さんの期待を裏切らないでね!」
「沖縄は、ステーキも有名ですけど、皆さん!
今日の夕食は、外の居酒屋さんでいいのかな?
居酒屋さんがいいのですね!じゃあ、簡単に着替えて、タクシーででかけましょう!」
「それから、いつまでも鈴木さんと呼んでいるのは、おかしいですよね!鈴木さんのことを『お父さん』と呼んでもいいですか?
私たち、娘のようで、とても近く感じます。」
「恵利さん、ちょっとお父さんの隣に並んでみてくれる?」
「こんな感じかしら!」
「恵利さん、Tシャツはいいけど、ブラジャーの線が邪魔ね!陽子さんもそのように思いますよね!旅行先なのですから、ブラジャーは、外したほうがいいかもね!恵利さんの乳首が立っていて、可愛い!」
「そうね!沖縄らしくなったわね!
旅行中は、独身なのですから、あまり地味でないほうがマッチするわよ!それから、沖縄なのですから、極力、開放的な服装を心掛けましょうよ!」
「そうかしら!そうすると、このスカートも生地が厚いわね!
家を出たときは冬でしたから、これでも寒かったのに、さすがに暖かいわね!」
「あら、恵利さんの下着、まるで主婦ね!ビキニとか、紐パンの下着は持っていないの?
女性は下着で、歩き方や雰囲気が変わるって言うじゃない!女性の下着には、女性の思いや願望が反映されているのよ!
男性との出会いを待っているとか、フォーマルな場所に行くときは、それに見合う下着とか!実際には、下着を他人に見せて歩くわけではないけど、女性からの重要なメッセージなのよ!
だから、『勝負下着』なんて言葉があるのよ!
持っていなければ、ノーパンでどお? ここは、南国沖縄ですし!」
「結婚すると、どんどん地味なってしまって、これでは男性に喜んでいただけないわね!
下半身を見せて歩くわけではないから、理沙さんがおっしゃるように、ノーパンにするわ!
そろそろ薄暗くなる時間ですし、うまくいけば、お父さんに触っていただけるかもしれないから!」
「恵利さんは、私たち以上に期待しているじゃないの!
恵利さん、素敵よ!すでに、立派な独身女性ね!」
「お父さんも、頑張ってね!」
「お願いされても、お店では、触りませんよ!」
「着替えが終わったら、タクシーで居酒屋さんに行こう!」
「いいですね!できれば、観光客があまり行かない居酒屋さんがいいですね!
沖縄の雰囲気を味わいたいですから!」
「じゃあ、タクシーの運転手さんに教えていただいて、そこに行こうか!」
着替えが終わり、エントランスに出て、待っていたタクシーに乗り込みます。
「運転手さん!
観光客があまり行かないような、地元の居酒屋さんに行きたいのですが!お願いします。」
「15分ほど走りますけど、いいですか?
観光客が行かない居酒屋さんは、ホテルから離れることになりますから!」
「大丈夫です。お願いします。」
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居酒屋さんで夕食 |
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居酒屋さんに到着しました。
居酒屋さんに入ると、店員さんが、奥のほうの4人掛けのテーブルに誘導してくれました。この居酒屋さんのお客は、すべてが沖縄の人たちのようです。
会話をしているのですが、よく聞き取れません。
声が小さないからではなく、沖縄の方言が混じっているからのようです。
「私、このような沖縄らしい居酒屋さんに来たかったのです。沖縄の人たちの方言、何を話しているかまるでわからないけど、沖縄に来たって感じがします。」
「沖縄に来て、最初の乾杯ね!」
「じゃあ、オリオンのジョッキで乾杯をしようか!」
「オリオンの生ビールをジョッキで、4つください!」
生ビールが来ました。
「理沙さんが元気ですから、理沙さんに乾杯の音頭を!」
「私でいいのですか?今回の主役は、恵利さんですが!」
「理沙さん、お願いします。」
「では、楽しい沖縄旅行になりますように!乾杯!」
「皆さんは、何を飲むのかな!せっかく沖縄に来たのだから、泡盛がいいですよ!
泡盛は、ロックか、水割りで!お湯割りでもいいよ!」
「陽子さんは、観光客が行かない居酒屋さんと言っていたけど、何か目的があるの?」
「沖縄に来て、観光客ばかりのお店には行ったら、本土のお店と同じになってしまいます。それから、セミナーで、恵利さんがインバウンド観光客の話をしたとき、地元が迷惑していると説明をしていました。それで、飲食代は、直接沖縄の人にお支払いしたほうがいいと思っていました。それで、飲食代は、沖縄の人に直接お支払いしたほうがいいと思いました。でも、このお店の人が本土の人だとしたら、残念ですね!」
「聞いてみましょうか?」
「そうね!経営者が沖縄の人であれば、また来ることができますね!
今日は初日ですから、もし違っていたら、明日は、別のお店にすればいいわけですし!
確かに、聞いてみなければ、わかりませんからね!」
陽子さんが、お店の人に聞きました。
「こちらのお店の経営者は、行き縄の方ですか?」
「今、厨房にいるのが経営者です。沖縄生まれの沖縄育ちで、上原さんと言います。」
「ありがとうございます。
安心して、たくさん飲み食いさせていただきます。それで、私たち、4泊5日の初日ですから、またお世話になるかもしれません。そのときは、よろしくお願いします。」
おつまみが届いて、賑やかに会話をしていると、厨房にいた店長さんが私たちの席に近づいてきました。
「僕が店長の上原です。沖縄の人が経営しているお店を探していたのですか!
何か理由でもあるのですか!」
「私たち、研修で、4泊5日で、沖縄に来ています。
沖縄のことを少しだけ勉強して、地元に還元することの必要性を感じました。東京や外国の出資者やオーナーであれば、私たちが飲食したときの一部は、沖縄から吸い上げられてしまいます。それでは、実際に働いている人たちや沖縄が損をします。
実際に、都道府県別の最低賃金は、沖縄が継続して最低でした。私たちレベルの飲食では改善できませんが、少しでもお役に立てればと思っているのです。」
「そうですか!ありがとうございます。
ご覧のように、この店は、沖縄一色です。観光客が入店できないような雰囲気作りをしています。
それで、嬉しいことがあれば、三線を弾いて、カチャーシーを踊るのです。
少しだけ騒がしくなりますけど、いかがですか!」
「三線の響きは、いいですよね!私たちは、沖縄に来たばかりで踊れませんが、三線の音を聞かせていただければ嬉しいです。」
「カチャーシーを踊るのは、簡単です。真似て、身体を動かすだけでいいのです。
簡単ですから、一緒に踊ってください。」
「はい!」
店長さんが、お店で大きな声を出し、三線を準備しました。
「皆さん!素敵なお客さんが本土から来てくれました。
明るく、楽しくお迎えしてください。」
≪中略≫
「いいお話ね!居候を始めるとき、恵利さんは、独身ですよね!お父さんは、恵利さんの若いエキスをいただいて若返ります。
ひとり住まいだと何かと不安ですから、私は、賛成です。陽子さんも賛成よね!」
「もちろん、私も大賛成!セミナーが終わって、旅行に連れて来ていただいて、旅行が終わったら『お父さんロス』になってしまいそうで、私も悩んでいたところです。
恵利さんが、お父さんのところに居候していただけたら、お会いする機会もありますよね!
私、恵利さんの離婚と、お父さんとの同居に大賛成です。」
「良かったわね!恵利さん!
この旅行では、私たちが見ている前で、堂々と楽しんでもいいですからね!
今日から、独身の練習ですね!」
「皆さん、ほんとうにありがとうございます。
明日から、何かすることがあれば、指示してくださいね!
明日、若い女性と交流をすると言っていましたよね!そのとき、率先して、裸になってもいいですよ!」
「恵利さん、その調子です。」
「それから、お父さんのことを男性として意識してきたみたいです。
やはり、独身はいいわね!主婦のときは、このような気持ちになったことは、ほとんどありません。おとうさん!私、もう我慢できません。」
「おとうさん!恵利さんが、このように言っていますから、そろそろ帰りましょうか!」
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ホテルに戻って |
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タクシーでホテルに戻りました。顔が、火照っているのがわかります。
鍵を受け取り、客室に向かいます。
「良かったです。居酒屋さん!
あのように迎えていただけると、また行きたいですね!」
「陽子さん!せっかく沖縄に来たのですから、別の居酒屋さんの雰囲気も体感しましょうよ!」
「理沙さんは、いいことを言うわね!研修ですものね!
それから、明日のことですけど、せっかく沖縄に来たのですから、羽田空港でお話したことを実行しましょうよ!
沖縄に来た若い女性を捕まえて、将来の不安の確認や働き方、将来への考え方などを聞いてみましょう!」
「そうよね!私たちは、鈴木さんに費用を出していただいて、何となく研修のような体裁になっているけど、自己負担で来ている女性は、どのような目的でしょうね!本音を聞いてみたいですね!」
「思い出しましたけど、沖縄では、鈴木さんのことを、これからも『お父さん』と呼びませんか!
そのほうが、親近感があって、親しみやすくなります。
鈴木さん、いいですよね!」
「どうぞ!」
「お父さん!この研修旅行って面白いですね!
無計画の計画なのですね!どこに行くとか、何をするとか、聞いていませんし!」
「ごめんなさい!飲み過ぎたのかしら!私、一人で甘えてしまって!」
「大丈夫よ」!今日は、恵利さんが独身になるための大切な日ですから!
とても可愛いわよ、恵利さん!」
「お父さん!お風呂は、恵利さんと一緒に入るわよね!
余計なお節介、お互いに下半身をやさしく洗ってあげてね!
陽子さん、私たちは、お酒を飲んで待っていましょう!」
「理沙さん、陽子さん、ありがとう!私、ほんとうに幸せです。
では、お父さんと一緒にお風呂に入らせていただきます。」
≪中略≫
「恵利さんは、結構、冷静ね!」
「だって、独身生活のスタートとして覚悟を決めたから!
その前に、その覚悟をお父さんにお見せしたくなりました。
三人が揃って、お父さんに見せてあげるのは、いかがですか?」
「面白そうね!私は、賛成です。」
「私も賛成です。」
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三人の女性と初対面 |
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「恵利さんは、面白いことを考えましたね!
三人が揃って、お父さんに見せてあげましょうか!
恵利さん!リードしてください。」
「私は、見てもらうだけでなく、触って、気持ち良くして欲しいのですが・・・!
それで、お父さん!私たちは、この旅行で、そしてホテルの客室内では、セクハラの指摘しないことを決めました。すべて、私たちがお願いしていることだからです。
ですから、お父さんが望むように、私たちを扱ってください。」
「お父さん!理沙さんと陽子さんが、このように言っています。
お父さんも協力してくれますよね!」
「どうすればいいのかな?」
「お父さんは、私のベッドに向いて、お父さんのベッドに腰掛けてください。
そう!バスタオルのままでお願いします。
女性の三人は、隣のベッドで、向き合う形で、並んで腰掛けます。
女性は、上はTシャツだけになって、下半身は裸になってください。私は、バスタオルを取って、裸になります。」
「三人が並んでベッドに腰掛ければいいのね!」
≪中略≫
「お父さん!とても良かったです。さすがに、お父さんは、上手ですね!
これで4人は、真のお友だちです。」
時計を見たら、12時を超えていました。
「そろそろ、寝ましょうよ!
さすがに、既婚者の恵利さんの誘導は、的確ですね!」
「それから、恵利さんは、お父さんと寝てください。
私と陽子さんは、離れて寝ますから!
お父さん、あとは、恵利さんをよろしくお願いします。」
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お父さんとベッドの中で |
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私は、お父さんんと同じベッドで寝ました。
私は、バスタオルを巻いて寝ましたが、お父さんは、どのも触ってくれません。
小さな声で、お父さんが話し始めました。
「僕は、恵利さんが好きになってしまったようです。
恵利さんに、あの二人と同じことをしなかったのは、結婚をしているからではありません。
他人が近くにいるところで、恵利さんと淫らなことはしたくなかったからです。
今夜は、手を握り合って寝ましょう!」
「・・・」
「それから・・・
恵利さんは、近い時期に離婚をすると言っていました。
住まう場所が僕の家であれば、二人の時間がたくさんできます。
そのとき、これからのことをじっくりお話しできると思います。」
私は、お父さんのひと言ひと言に応えるように、強く手を握りました。すると、お父さんも握り返してきました。
少し話をしていると、お父さんが、私の手をお父さんの下半身に誘導しました。
お父さんの下半身は、固く大きくなっていました。私の手を誘導したのは、おとうさんが、自分の身体が元気であることを私に知らせたかったようです。
私は、お父さんの手を強く握りました。
「大丈夫です!でも、明日の朝、お父さんと私が、他人に言えないほどの淫らな行為をしたと、あの二人には、言ってくださいね!」
お父さんは、手を強く握り返してきました。
「私は、お父さんが好きです。
好きであることは変わりませんから、先ほどのように、あの二人とは、思い切り遊んでください。あの二人とは何をしても大丈夫です。
たとえ、あの二人とセックスをしたとしても、お父さんへの好きが揺らぐことはありません。
ただ、私を好いていることがばれたら、お父さんに迷惑を掛けますから、そのときは、同じように扱ってください。」
「僕も、恵利さんが好きです。
この歳になって恥ずかしいですが、恵利さんを隠しておきたいほど好きです。」
私は、お父さんの手を強く握りました。
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