自立と働き方改革

女性の自立と働き方改革/陽子のアナログ経営学
若い女性の貧困が社会問題になっています。
この若い女性の貧困とは、経済的な貧困だけではなく、情報の貧困、社会人としての貧困、精神的な貧困に及びます。

経済的な貧困とは、経済的に余裕が無いこと、さらには、健全に稼ぐ術を知らないことです。そのため、風俗に飛び込み、売春や闇バイトにまで手を出しています。また、企業に自分を安売りしていることもあります。食べるためには仕方がないという、安易で安価な賃金での働き方です。
情報の貧困とは、SNSなどのネット情報に振り回されている点です。自分で体験しない情報を鵜呑みにし、真偽を確認しないままその情報を拡散させるのは、極めて危険な行為ですが、その怖さを知りません。
情報の偏りを防止するためには、情報を収集する媒体をできる限り多くすることです。

社会人としての貧困とは、協調性の欠如とルールを守らない点です。自由と自分勝手の履き違いがあります。
精神的な貧困とは、判断力の欠如です。情報の偏りがあり、健全な知識や情報が無いのですから、当然、判断力は劣ります。
それで、ルールに反したことを平然と行っているようです。

これら若い女性の貧困は、女性が自立していないことに起因しますが、特に、女性は、男性優位な社会に対して、愚痴や不満を言いながら、一方では男性に従属しているほうが楽であることが身に付いているからです。

この小説は、『女性の自立』と『働き方改革』をテーマにしています。
私は、会社勤めや結婚が女性にとって、ほんとうに必要なのかを考えたいと思っています。
今後、多くの女性が、豊かな生活をするヒントになれば幸いです。

<241126> 松尾 陽子
Copyright (C)  20代女性の憂鬱 All Rights Reserved